音がどこにむかっているか?
これも考えていないとバレます。何気なくただ指だけまわしていませんか?
口の中の空間・舌の位置
これを変えることにより、息のスピードが変わり音色・音程にも影響します。
スピードの速い、細い息を目指しましょう。
姿勢や指の形や押さえ方
これも鏡で確認しながら今までの癖を矯正します。
どうしても指にとらわれがちですが、ゆっくりさらっているときに色々考えられます。
早さ重視ではなく時間をかけて丁寧にさらってみましょう。
あいはらクラリネット教室 | 東京・新宿・立川・荻窪・JR中央線
あいはらクラリネット教室ではこれから始める初心者、学校の吹奏楽部、アマチュアの吹奏楽、アマチュアオーケストラで吹いている方、また休んでしまったけど、吹きたいと思っている方、クラリネットで、音楽高校、音楽大学の受験を考えている方など、どんな方でもご指導致します。
「日日是好日」
映画にもなりましたが、森下典子さんのエッセイが好きです。
この本は習い事(お茶)を通して。。。
今、できないことも長い年月を通して自然とできるようになる。
クラリネットはすぐ上達できず、時間がかかります。
レッスンを通してその近道を見つけられたらと思います。
先日、コラド・ジェフレディ クラリネットリサイタルに行きました。
満席のホールに多彩な音色、キレの良いタンギング。
それを一緒に楽しむピアニスト。 いろいろなジャンルの音楽の演奏会に行 き、自身の理想・耳を鍛えましょう。
上達への近道です。
私は、全てが大切だと感じますが時に大切にしているのは
5:理想の音 です。
どんな音色を出したいか?
憧れのクラリネット奏者は誰か?
全てにおいて考えましょう。
そのためにどうするか?レッスンで体験してみましょう!
クラリネットで初めて音を出すときは、どんな感じでしたか?
私は当時中学1年生でしたが、ドキドキして全く音が出なかった記憶があります。
アンブシュアもわからない状態でしたしとりあえず息を入れる!→ならない、びくともしない。こんな感じでした。
?複式呼吸してる?
?お腹使ってる?
クラリネットを習うと、どうすれば呼吸を意識できるか?お腹を使うとはどんなことか?腹圧って?
意味なく部活で走ったり腹筋したりしていませんか?
レッスンを通してクラリネットを吹きながら体感してもらえればと思います。
いい音、いい響きでクラリネットが演奏したいですね。
ロングトーンも大切なのですが、ロングトーンのやり方も重要になります。
グルーサンの教則本は、高音も無理なく出せるように書かれています。
①まず低音を十分にならしてから、レジスターキーをおします。この時、アンブッシュアが崩れないようにしましょう。
②十分な息と、十分な音を出しましょう(リードミスがなってもかまいません)この時、音の方向がや圧力が上手くコントロールできないとリードミスがでてしまいます。
③お腹の意識を高めるために色んな姿勢で楽器を吹いてみましょう。
④十分に音がなって、たまにリードミスが出たら音の移り変わりの時に耳に意識を移しましょう。指の感覚を大事にしましょう。
⑤よく音をきいてFから上がぶら下がらないようによく聴きましょう
⑥全てにいえることなのですが、出来るだけ素晴らしい生の音を聴いて自分の耳を作っていきましょう。
グルーサンなら、第3過程からレジスターを使う練習になります。
まずは、音が汚いと悩むより、きれいなアンブッシャーを作ると方がより解決すると思っています。
一度は、自分の声を録音して聞いたことはありますか?
その時の印象は?こんな声してたんだ。。と思った経験がある人がいるはず
です。
演奏も録音してみたらどうでしょう。
携帯・スマホでも手軽にできます。録音アプリなどもありそうですね。
人から、意見されると実感がわかなかったり、他の感情が出たりしますので、
自分で録音したのを客観的に聴いてみてはどうでしょう。
自分では、演奏しているはず。。。という気持ちが崩れるか、そのままか。
どんな音が目標となっているのか?
どんな風に演奏したいのか?
理想は高く、楽しく、上達しましょう。
上唇は、どんな状態でしょうか?
鏡で確認した事はありますか?
特に気にしているのが下あごの状態。
では上唇はの理想状態は?
鳥のくちばしみたいになっていないかな?(力が入りすぎている)
マースピースにのっているだけ?
上唇はどこにまとめてる?
右手の親指の力は、どこに働いている?
いつも力が入っているとそれが当たり前になり、力を抜きにくくなる。
ダブルリップで息の入り方を確認しながら、シングルリップでも力がほど
よくまとまり、いい音・響きになるよう、鏡を見ながら確認してみましょう。
私は、寝る前に読書する習慣がありますが、最近はまっているのが
「脳科学」の本です。
レッスンで、頭でわかっていても・理解していても出来ないことは、たくさんあると思います。
感覚野‥「見る」「聞く」などの五感を通して受け取った情報を理解し、記憶として蓄える働きをする。
運動野‥「走る」「踊る」「歌う」といった体を使って何かを表現する働きをする。
この感覚野と運動野の情報の共有ができないため、「わかっているのにうまくできない」状態に陥る。(回路がつながっていない)
?解決するには?→この両者をつなぐ回路を脳の外側につくる。
?どうやって?→自分にいいきかせる。
他にも色々とおもしろい発見がある本でした。
自分にいいきかせたところで、すぐできるわけじゃないのが難しいところです。。
音をなめらかにつなげる時、何を考えているかよく聞かれますが、
「きれいにつながれー」と念じている思いが強いと思います。
そのためにも、とにかくゆっくりさらうことが上達への近道の1つです。
みなさん、どんなさらい方で練習しているでしょう?
できない箇所をゆっくりとさらう。
このゆっくりとは???
もし♩=96なら、♪=96くらいまでは落として練習しましょう。
テンポをだんだん増やしてできればラッキー。
できない場合は、息に問題があるかも・指の形に問題があるかも、いろいろな
原因を探しましょう。
テンポの記録を記載しておくのも、目安になります
感性を磨くために、何を心がけているでしょう?
感性とは?
いろいろな解釈があります。
私が、意識していることは
①知識を得ること(読書など)
もちろん知識を得ただけでは何も変わりません。そのあとが大切です。
②何事も経験すること
噂話や悪口などを話す方もいます。
もちろん話すことですっきりするかも知れませんが、あまりその話が長いと
人間性・品格が疑われます。
また会話をする上で経験せず憶測だけでは、さっぱりわかりません。説得力も全然ありません。
「青い空」と言われ、どんな青か?たくさんの空を浮かべてみたいです。
たくさんの経験が、自分の糧となります。
私は一人旅が好きです。
③「好き・嫌い」の好きを大切にする
人と付き合う上で、好きな部分を見つけるのが得意です。もちろん苦手なところもわかります。人以外でも、お気に入りのものを手に入れたり、お気に入りの飲食店を増やしたりします。
※※※
好き嫌い・できる・できないは、人それぞれ。自分の考えを押し付けず、丁寧に マイペースにクラリネット生活を充実できることが理想です。
人それぞれ、得意不得意があります。
あの人は、音がきれい。
あの人は指がまわる。
あの人は。。。
他人と比べても何もいいことはありません。
自分の敵は、昨日の自分、過去の自分です。
むしろ、あと人は指がまわるけどどんなさらい方をしてるのだろう?と考えた方が健康的。
自分のあらばかり探し、駄目出しばかりやっていては、成長している自分に気がつきにくい。
自分は頑張っているのに、上達しないと考えている方もいます。
頑張りの方向は、合っているのでしょうか?
誰でも、すぐできるわけではありません。
理想は高い方がいいですが、いきなりジャンプできません。
自分のペースでコツコツと焦らず確実に丁寧に積み上げましょう
曲らしく演奏するために、歌ってと言われた経験がある人も多いでしょう。
歌うとは???
演奏している本人は、精一杯うたっているつもりです。
どんな点に視点をずらしてみましょうか?
歌う引き出し、音色の引き出しが少ないのかもしれません。
私は、ある師匠に「感性を磨きなさい」と言われ続けました。
楽器をさらうこと以外で、感性を磨くことで引き出しを多く持つことが
上達の近道となるでしょう。
感性を磨くとは???